

今回から3回、障害者自立支援の相談窓口になっている『結』『レインボー』『初音』のご紹介を致しますね!
介護保険でいう居宅介護支援事業所のケアマネジャーのような存在です。
『結』は、 豊田支所1階に事務所を構えています。
正式名称は、 障害児(者)地域療育支援センター「結」
担当者は、 若林 敦子様
どのような活動をされているのか、包括ケア会議打合せ時の話をまとめてみました

包括 : どのような事業所ですか?
若林 : 社会福祉法人福浜会が県の委託を受けて行なっている、知的障害者の相談窓口です。
包括 : どのような活動をされていますか?
若林 : 主に、『レインボー』の松本さんと一緒に行動することが多いのですが、知的障害児(者)を支えているご家族や周囲の方々からの相談を受け、障害福祉サービスの申請をサポートしたり、必要なサービスの調整を行い、少しでも快適に毎日の生活を送る事ができるように支援しています。また、手帳がないと障害福祉サービスを受ける事ができませんので、手帳の発行手続きもサポートします。
包括 : 手帳がないとだめなんですね。手帳の発行手続きで困ることはありますか?
若林 : 身体障害や精神障害は、医師の意見書で申請できますが、療育手帳はそうはいきません。20歳前の知的問題があったことの証明が必要となりますので、高齢になればなるほど証明するものが少なく、手帳の発行が難しくなります。例えば、幼少期のことを知っている人の証言や学校の成績表などがあるとよいですね。でも、何もない場合は、指定医の面談等で判断していきます。
包括 : 若林さんは、介護保険のケアマネのような役割をされているんですよね。
若林 : そうです。ですから、相談員ではなくコーディネーターなんですよ。
包括 : 他にはどのような活動をされていますか?
若林 : ケアマネさんからの相談や包括からの依頼で、一緒に動く機会も増えてきています。
ケアマネさんが担当しているケースやその御家族のこと、知的障害のため金銭管理が出来ないケースなどの相談をうけ、一緒に関わらせていただいています。また、反対に今まで関わっていたが介護保険の認定を受ける事になり包括と一緒に関わらせていただくようにお願いしたケースもあります。
いつでも気軽に相談していただきたいと思います。
若林様、ありがとうございました。みなさん、一人で悩まないで相談しましょうね

シリーズ7は、知的障害および身体障害の相談支援センターの『レインボー』特集です。
コメント