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中部地域認知症多職種連携会議をおこないました


連日寒い日が続いています。
インフルエンザの患者さんも増えています。
みなさま体調よくお過ごしでしょうか?

そんな寒さが身にしみる1月13日(金) 18:35からiプラザで中部地域認知症多職種連携会議を行いました。

中部包括支援センターが担当している地域の病院、歯科医院、介護保険事業所の方を中心にお集まりいただき、約50名のご参加を得ることができました。

中部地域認知症多職種連携会議をおこないました


はじめにエーザイ株式会社のご協力により、講義映画『妻の病』の鑑賞をし、そのあとはグループに分かれ、映画の感想や、もし自分が認知症になったらどう対応してほしいかをテーマに話しあいをしました。

以下グループワークで出た内容をまとめました。

<映画を見た感想>
・認知症の人が一人になることは不安が大きいのだと思った。
・一緒にいる人の存在がとても大きいと思った。
・認知症の方と接している仕事をしているが、自分の仕事の仕方を考えさせられた。
・家族の話しを聞くことができても、本人の気持ちを聞くことができていないと感じた。もっと本人の気持ちを掘り下げて聞かなければいけないと思った。
・介護者が優しいと介護される方は穏やかに暮らす事ができると思った。
・認知症であっても、社会と切り離さないように配慮しているのだと思った。
・夫と一緒に笑っている事がうらやましかった。
・笑えるようになるまでには時間がかかったと思う。
・アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症では症状が全然違うと思った。
・認知症の人の気持ちを考える機会になった。
・家族といるときの笑顔や暖かな環境が心に残った。
・本人も介護者も両方大変。本人の希望と家族の負担をどう考えるか。
・介護者のリフレッシュも大事。
・周りの人に分かってもらう事も大切。
・若年性認知症は利用できるサービスがないことが大変だと思う。
・周りの人の協力の協力が大切。
・寄りそってもらえるような人間関係であることが大切。
・せつないと思った。
・レビー小体型認知症でも症状はその人によって違うと感じた。
・私たちも、もっと勉強しなくてはと思った。


<自分が認知症になったら…>
・となりに誰かいてほしい。
・優しい言葉をかけてほしい。
・昔の思い出話等をして、思い出させてほしい。
・自分の事を知ってほしい。
・認知症だからという型にはまった対応はしてほしくない。
・妻にみてほしいとは思わない。施設に入ってもいい。
・自分がどのように変わっていくのか不安。
・誰かに手を握っていてほしい。
・話を聞いてくれて、支えてくれる人がいるといい。
・もし自分が認知症になっても、まわりを笑顔にしたい。
・家族が近くにいてくれたらいい。
・施設には行きたくない。
・できるがぎり自宅にいて、介護サービスは使って家族に負担をかけないようにしたい。
・家族に怒られるより、お金をためて施設に入りたい。
・人が沢山いる所で暮らしたい。
・今までと同じ様な生活をさせてほしい。
・自分の事は自分でしたい。
・想像がつかない。
・普通に話したり優しくしたりしてほしい。笑っていてほしい。
・大丈夫だよと言ってほしい。
・誰かにそばにいてほしい。
・声や希望をきいてほしい。
・家族の事が心配。
・伴走してほしい。よく見てくれたらそれだけでいい。
・自分を受け入れてもらえるかが不安。
・よりそってもらいたい
・家族に迷惑をかけたくない。

認知症の方たちと接している専門職の方でも、映画を観て感じたこと、考えたこと、新たに知ったことがたくさんあって、グループワークの時間が足りないグループもありました。
最後に、いわせ医院の岩瀬先生よりごあいさついただき、無事に会を終了することができました。

これから認知症の方は増えていくと予想され、地域の中に認知症の方がいることが珍しい事ではない時代になると予想されています。
少しずつですが、このような多職種連携の取り組みを続け、認知症の方を支える事ができるようになるといいなあと思いました。

中部地域認知症多職種連携会議をおこないました


          <磐田市中部地域包括支援センター>

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